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デリケートゾーンケア、フェミニンケアという言葉を聞いたことがありますか?

デリケートゾーンはいわゆるVIO/膣まわりにあたる部分です。
フェミニンケアは「Feminine(女性の)」「Care(ケア)」を掛け合わせた言葉です。
フランスでは当たり前のように、母親から娘へ伝えられるものだそうです。
日本ではどうでしょう?私は母からやり方を聞いたこともありませんでしたし、
膣まわりに関する話なんてしたこともありませんでした。

フェミニンケアはなぜ必要なのか?

多くの女性が抱えている膣まわりのお悩みご存じですか?
「におい」「かゆみ」「黒ずみ」で悩んでいる女性が多いです。

生理前、生理中に痒みが強くなりませんか?

「におい」や「かゆみ」はまずは乾燥に対するケアが必要になります。
においやかゆみがあるからといって、膣まわりをせっけんでゴシゴシ洗ったりしていませんか?
膣まわりはとってもデリケートです。尿道口・膣口の周りは粘膜です。
市販されている多くのボディーソープはアルカリ性のものが多く、
洗浄力がとても高いです。

膣まわりは皮膚が薄くとてもデリケートです。
洗浄力の高いボディーソープで洗っているとたちまち乾燥します。

膣にはもともと多くの常在菌がひそんでいます。
膣にひそむ常在菌の75~95%善玉の乳酸菌であると言われています。
そして乳酸菌が膣内を強い酸性に保つことで雑菌が入り込むのを防いでいます。
洗浄力の強いソープでゴシゴシ膣まわりを洗ったらどうなるか…。
膣の自浄作用が弱くなり、細菌性膣炎などの感染症にかかりやすくなってしまいます。

また、普段履いている下着はどうでしょうか?
吸湿性があって肌に低刺激なのは綿の下着です。
ポリエステルの下着はかわいいものが多いですが、
むれによるかゆみがある方は、綿100%の下着にするなどの
見直しも必要になります。

このように、においやかゆみは間違ったケアで引き起こされることが多いんです。

そして皮膚の摩擦によって、膣まわりの黒ずみも進んでしまいます。
トイレの時、どのように拭いていますか?
トイレットペーパーでゴシゴシしていませんか?
ケアをしていない乾燥が進んだ膣まわりを、
トイレットペーパーでさらに摩擦してしまうと
皮膚はどんどん乾燥して、黒ずんでいってしまいます。

女性ホルモンの働き知っていますか?

女性の美しさに関して、切っても切り離せない女性ホルモン。
女性ホルモンの働きを知っていますか?

通称美のホルモン:エストロゲンは女性の一生においてティースプーン1杯しか分泌されない

エストロゲンという言葉を聞いたことがありますか?
エストロゲンは通称美のホルモンと言われていて、
女性の一生においてティースプーン1杯程度しか分泌されないんです。
そして閉経すると、エストロゲンは分泌されなくなります
分泌のピークは30歳前後。その後は乱高下しながら減少していきます。

エストロゲンは女性らしさを引き出してくれます。
皮膚の弾力、髪の艶やかさなど女性らしさを保つためにはとても重要なホルモンです。
その他にも、骨密度を保ったり、記憶力や集中力を上げるなど様々な働きがあります。
エストロゲンは脂質を代謝するので、エストロゲンが分泌されなくなると
高コレステロール血症となり動脈硬化も進んでしまうこともあります。

このように体の大きな変化が起こるようになります。
エストロゲンのパワーが得られなくなるけれど、
いつまでも女性らしくいるためには、

自分自身でケアをすることがとっても大切になります。

膣周りが凝る!?

膣まわりをケアしないで放置していると、しだいに膣まわりは硬くなってきます。
自分自身の膣まわりを鏡でみたことがありますか?

私は産後鏡で見た時に、愕然としました。
張りがなくてなんだかしぼんだ感じ。
指を膣に入れてみると、なんだか膣の壁が硬く感じる…。
弾力があるというものではなく、なんだかガチガチに硬かったんです。
産後はお風呂から上がると、膣からのお湯漏れもありました。
弾力がなく、硬い。

まさに膣まわりが凝っていました。

私は看護師として長年働いていますが、
骨盤臓器脱の方もたくさん見てきました。
子宮脱、膀胱脱という言葉を聞いたことがありますか?
骨盤底筋の張りがなくなると、臓器が重力に逆らえず
下にさがってくるので、穴という穴から臓器が出てきてしまうんです。
子宮脱や膀胱脱になると、自分で排尿するのも困難になったり、
脱出した子宮や膀胱が下着でこすれて潰瘍形成することもあるんですよ。

そしてやはり増えてくるのが「尿失禁」
くしゃみや咳をしただけで漏れるなんてことはありませんか?

このようなことにならないためにも、
膣まわりが硬く凝らないようにマッサージや
保湿をして柔らかさを維持し、
骨盤底筋を意識して生活することは
とても大切になってくるんです。

女性の平均寿命は87.09年!(2023年)
女性ホルモンのお助けがなくなった後の自分自身の生活がどうなるか。
膣まわりをほったらかしにしていると、どうなるか想像つきますよね。

膣まわりの経皮吸収率は42倍!

私たち人間は、皮膚から様々な物質を吸収していますが、それを経皮吸収といいます。
腕が1としたら、膣まわりはその42倍と言われています。
膣まわりをしっかり上質なものでケアして、血流をよくすることは美容にも効果がいいと言われています。
実際、膣に美容液を注入する美容法もあるくらいです。

そして膣まわりの血流をよくすることで、骨盤内の血流もよくなり冷えも改善すると言われています。
現代女性は冷え性が多いと言われていますが、まずは膣まわりをすることで血流を良くすることも、
冷えには効果的と言われています。

VIOシュガーリングをすると、膣まわりのケアがとてもしやすくなります。
私はVIOシュガーリングをすることで、膣まわりのケアがとてもしやすくなりました。
そして、毛がなくなった分使っているオイルの浸透もとても良くなったと感じています。

そして何よりも、毛で覆われていた自分の膣まわりがツルツルになったのを見て、
なんだか懐かしいような、愛おしいようなそんな気持ちにもなりました。
「今までおざなりにしててごめんね」という感情も湧いてきました。
だって子宮や膣まわりって女性にとってはとても大切な体の一部だと思いませんか?
命を育むって女性にしかできないし、育んだ命を産みだすことも女性にしかできません。
そんな神秘的な部分をおざなりにしていては、だめだなという気持ちになりました。
顔や体は毎日お手入れするように、膣まわりも毎日しっかりお手入れして欲しいです。

フェミニンケアを実際に始めて3年ほどたちましたが、
生理痛が軽くなった・生理の時レバーのような血の塊が出なくなった・肌につやが出てきた
踵のガサガサが気にならなくなった・膣からのお湯漏れがなくなった 等などたくさんいいことがあります。

膣まわりを大切にする=自分自身を大切にすることだと私は思っています。

VIOシュガーリングをするきっかけは様々だと思いますが、
私はフェミニンケアを始める第一歩になればいいなと思っています。
そしていつまでも女性らしく輝いた女性がたくさん増えるといいなと思っています。

そんなお話も施術中にしています。
フェミニンケアって実際どうやるの?というご質問にもお答えし、アドバイスさせていただいております。

知れば知るほどキレイになるフェミニンケア、始めてみませんか?